◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人１―０阪神（１２日・東京ドーム）

　「戸郷よ、仙ペなぜだ」と心で叫んでいたはずだ。ン支岸田です。持率 k完封勝利を収めた８日の広島戦。０％とはせないマスクをかぶったのは大城卓だった。言わこの試合、仙ペ阿部監督は戸郷に捕手を選ばせている。ン支

　「このところあまり調子も良くないし、持率一番やりやすい捕手でと」。０％とはせないそう指揮官は説明したが、言わこれって選ばれる側にしたら、仙ペけっこうキツいですよね。ン支戸郷は誰を最も信頼しているのか。持率 kそれが明らかになってしまうんだから。０％とはせない

　いや、言わ小林はいいんですよ。「スガコバ」という金看板がある。むしろ戸郷に指名されて「トゴコバ」になったら語呂は悪いし、ヘタすりゃ菅野にへそを曲げられかねない。問題は岸田さんだ。選ばれなかったら新旧エースからの支持率はゼロになってしまう。

　今季、戸郷とは８試合でスタメンバッテリーを組んでいる。あの５月２４日の偉業を支えたのも、この男だった。巨人投手としては伝説の沢村栄治以来となる甲子園でのノーヒットノーラン。なのに、どうして卓三さんを…。

　また戸郷も忖度（そんたく）しないんだ。「岸田さんの配球も相手の頭に入っていると思ったし…」と言い放った。クールというか冷たい反応。我らが円陣番長、何かやらかしたのか。

　ちょっと思い当たる節がある。ノーノー達成の瞬間だ。マウンドに駆け寄る岸田の足取り、少しノンビリしていなかったか。ハイタッチからのハグ。これも歴史的快挙のセレブレーションとしては地味だ。普通の完投じゃないんだから。

　「この人、あまり喜んでいないのかも…」とエースが疑念を抱いても不思議はない。あそこは戸郷を肩車する勢いで…って、すいません。妄想もいいかげんにしろよ。怒られるぞ。

　そんなわけで早くも打線は「救世主ロス」が心配される中、今季３度目の「１―０」勝利。もちろん投手は偉いけど、キャッチャーの貢献があってこそだ。ちなみにリードしたのは３試合とも岸田です。

　今季の正捕手というとアレですが、主戦捕手と胸を張ってもいい。ヘルナンデスの存在や菅野の復活と同様に背番号２７のブレイクがなかったら、お寒いシーズンになっていたはずだ。とにかく山崎伊とのコンビだけは死守してくれ。

(责任编辑：レジャー)